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CAGEDシステムは意外と知られていないが、強力なツールであり、一度身に付けると楽曲のコピーやアレンジ、アドリブにまで活かせる。
トライアド
トライアドは基本的なコードである。
Cメジャースケールの音を一つ飛ばしに3つ並べればよい。
転回
上で3つ並べればよいといったが、実はその順番を並べ替えて遊ぶことが許されている。
この並べ替えを転回という。
構成音のオクターブ上、もしくはオクターブ下の音を足しても同じコードになる。
CAGEDフォームの全体像
指板上には同じコードを複数のポジションで弾くことが可能な位置が5種類ある。
フォームの名前としてもともとのポジションでのルート音がつけられている。
これに7thノートやテンションノートを加えることによって、簡単にCの様々なコードを指板上で表現することができる。
CAGEDシステムを極めればコードの首根っこを掴んだも同然である。
以下に参考の為に7thの場合を示す。
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メジャーの場合のCAGEDシステム
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7thの場合
- maj7thの場合
- マイナーの場合のCAGEDシステム
CAGEDシステムの利点
簡単に色々な場所で複雑なコードを使いこなすことが可能になる。
ルート音をずらすことによって12音階の全てに対応可能である。