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移動ドの観点でまとめられた本。
相対音感の感覚がないと理解が難しい気がする。
キーボードやピアノ以外の楽器をやっている人間にも有益な内容だが、 キーボードの白鍵と黒鍵のイメージがないと辛い。
鍵盤ハーモニカなどを手元に用意して音を鳴らしながら読み進めるといい。
移動ドという概念、相対音感での理解
キーボードの白鍵で弾けるようにキーをズラして解釈するというイメージ。
利点
- 移動ドという解釈を用いることでキーの異なる曲を一つのキーに意訳することができる。
- 意訳することによって異なる曲の間の類似点を発見しやすくなる。
難点
- キーボードのイメージがないと辛い
- 移動ドの観点はギターなどでとても有効なのだが、ギターには白鍵や黒鍵に該当するものがない
- キーボードに移調の機能が付いていないと辛い
- 相対音感の感覚がないと辛い
実際に使えるコード進行の知識
セカンダリードミナント
Ⅴ→Ⅰの進行を疑似的に作り出す。
構成音をみると、Ⅰの半音ずらした音がⅤに含まれていることがわかる。
ⅠはⅠmでもいい。
取り入れ方としてはⅠのコードを先に確定させてからその手前のコードをリハモする意識が簡単かもしれない。
経験的には知っていたが理屈が整理されたおかげで利用の幅が広がりそう。
メロディックマイナーで使われがち
Ⅲ→Ⅶm
はメタルでよく使う進行の印象
感想
あとは実践練習あるのみかなぁ