医者とカウンセラーの相談内容の区別

目次

あくまで個人の体験によるものなので、 心療内科など専門家の助言に従ってください

それを踏まえた上でうつ病と診断された方がその症状とつきあっていくうちに絶望しないための助けになればと思って書いています。

医者とカウンセラーの使い分け

長年うつ病の治療のために心療内科とカウンセリングに通っている。

ふと医者とカウンセラーとに対して一体何を報告、相談すると 治療の役に立つのかを把握していないことに気づいた。

というのも、これまで医者やカウンセラーというのは専門家なのだから当然患者の症状や状態について深い知見や経験を持っているはずだ、だからこちらの様子などお見通しに違いないと思い込んでいたからだ。

しかし、これは見当違いである。 目に見える症状があるのならば当然医者はそれに気づくだろう。 いくつかの病気にあたりをつけながら問診を行い、推理を進めるだろう。 それも患者が味方だと考えるから成り立つ行為だ。 そこに患者が非協力的な態度をとろうものなら、診察や治療が効率的に行えるわけがない。

幸い私は服薬と通院に関しては拒否感がなかった。 そのため継続して治療を続けてこれた。 というのも一刻も早く病状を回復させたいという意識を強く抱いていたのだ。 そのため、通院治療以外にもなにか病気の治療に役に立つものはないか?と考え続けてきた。

では服薬以外の治療方法はないものか? 怪しいサプリメントから朝散歩などいろいろと試してきた。 これまでの経験上、処方箋の薬と時間の経過と自分に慰めの言葉をかけることが効果的だった。

そこで通院治療の効率を上げることが回復への近道だと考えた。 医者に対してはどのように接すると治療が捗るのか?

医者の場合

そこでお世話になっている医者に質問したところ、 医者には下記の点について報告するといいと言われた。

  1. 仕事の調子はどうか
  2. 体重はどうか
  3. 食欲はどうか
  4. 睡眠はどうか

これらの点がおそらく医者が治療を行う際に何かしらの指標にしているのだろう。

カウンセラーの場合

ではカウンセリングの場合、何を話すといいのか?

  • 出来事とそれに対してどう思ったのか
  • どんな夢をみたのか

これらのことからどんな心理状況になっているのかを読み取るらしい。

なんにせよ治療には協力的に、積極的になるほうがいい

これは私感だが、治療に協力的でない患者は医療従事者側も治療しにくい。

治療を施しにくいということは治療の効果が見えづらいということだ。

ここでいう協力とは

  • 通院を継続する
  • 服薬を継続する
  • 病気である、病気の症状があることを納得する
  • 治療に対して積極的に取り組む

ことだと考えている。

私は幸運にも通院と服薬は継続してこれた。

そして今年に入って、病気の症状に対して自覚的になる、解釈の度合いが深まるなど納得の度合いが進んでいった。

これらによって症状の改善は体感できてきたのでより症状の改善が進むことを期待する。

参考リンク

私自身の経験による知見

症状については

不安感や苦痛の軽減方法については

一般の書籍など

うつ病の経験談など

うつ病への理解を深めるきっかけになった。

患者やその家族も目を通してみるとうつは治る病気なんだと納得しやすくなる。

また治療に対する考え方が非常に納得のできる手法が紹介されている書籍

さいごに厚生労働省のうつ病に対する説明のリンク 厚生労働省の案内


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