目次
まえがき
手前味噌ながら、公開しているtab譜の通りに弾ければこのような演奏になるというイメージを持ってもらう為に演奏した動画を公開しました。
以下では今回の耳コピはどのように行われていったのかを順を追って解説していこうと思います。
キーの選択とスケールの当てはめ
まずは楽曲全体に共通するキーとスケールを探ります。
原曲を流しながら適当なキーでメジャースケールを弾いてみます。
違和感がなければそれでOK!
もし違和感や音を外しているなーという感じがあれば半音キーを上げます。
それを繰り返すうちにピッタリとスケールが一致するキーが存在するはずです。
繰り返し、と聞いてうげーとなった人は適当に勘で一つ弾いてみて違ったら諦めてネット検索の力に頼りましょう。
この作業は多くても11回程度の繰り返しなので耳コピ全体の作業量からすると少しです。
慣れれば直感的にわかるようになります。ファイト!
音取り
スケールがわかればあとは簡単です。(楽とは言っていない。)
そのスケール上の音のどれかが鳴っているはずなので、 一音一音どの音が鳴っているか確認していく作業になります。
難しいのは早いフレーズと複音のフレーズです。
早いフレーズの攻略法は繰り返し聞く、口ずさむ、スロー再生する、です。
覚えてしまうまで聴き込むことは耳を鍛える上でもレパートリーを増やす上でも重要なので是非好きなフレーズ部分だけでもやってみましょう。
口ずさみ歌えてしまうということは音程を体が理解出来ているというです。
あとは体が覚えた音をギターに落とし込むだけなので楽です。
スロー再生は単純ですが非常に強力な武器です。
ウォークマンには再生速度を変更する機能がありますし、You Tubeにも再生速度を変更する機能があります。
アプリもたくさん出ていると思うので使いやすいと思った方法を探してみてください。
複音のフレーズはどちらかといえば知識量の勝負になるので普段の練習で多くのコードを習得することが攻略の鍵となります。
といってもコードブックを開くと山のようにコードが出てきて、”これ全部暗記するの?”なんて途方にくれる羽目になります。
そうならないためにCAGEDシステムという考え方があります。
これを習得できるとコードに対する理解度が大きく変わるので是非勉強してみてください。